ホーチミンで日本人報道写真家によるホアンサ諸島写真展

ホアンサ諸島の問題に関する作品27点を展示する

ホアンサ諸島の問題に関する作品27点を展示する

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 ホーチミンの第2放送短期大学(75 Tran Nhan Ton St, Ward 9, Dist.5)で7月24日、日本人報道写真家の村山康文さんによる写真展「ホアンサの感情」が始まった。

報道写真家の村山康文さん

 同展では 、中国艦船と戦うベトナムの海上警察の巡視船、 海上警察官、漁業者たちの生活や日本で行われたベトナム人による反中デモなど、ホアンサ諸島(西沙諸島、英名=パラセル諸島)の問題に関する作品27点を展示する。

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 村山さんはベトナムに深い関心を持っている日本人の一人として知られる。過去にもホーチミンで、戦争やベトナムの女性をテーマにした5回の写真展を開いた。南シナ海上での中国船とベトナム船の攻防を日本のテレビで見て、その現実を伝えようと今年3月、ベトナム外務省に 海上警察の巡視船への同乗を申請した。7月にようやく報道写真家として巡視船への同乗が3日間許可され、南シナ海の状況を実際に触れた。

  同海域で中国との関係が緊迫している中、巡視船に乗ることについて、「最初は心配していなかったが、中国が石油掘削装置(リグ) を移動すると発表した7月15日午後、ベトナム船が中国船に追いかけられ、自分が乗っている巡視船にぶつかりそうになることがあった」と振り返った。

村山さんは「大変な危険を伴うが、機会があればまた海上警察の巡視船に乗り実情を撮影したい」とコメントした。

 入場無料。今月31日まで。