ホーチミンで20代未婚女性のライフスタイルや価値観調査

耐久製品所有率については、「バイク・スクーター」が100%であるホーチミン市

耐久製品所有率については、「バイク・スクーター」が100%であるホーチミン市

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 「インテージ」(東京都千代田区)が11月27日、「ベトナム市場実態調査 ホーチミン市20代未婚女性調査」の結果を発表した。

耐久製品所有率について(関連図)

調査はホーチミン市の20代未婚女性300人を対象に、今年6月、ライフスタイルや価値観についての調査を行ったもの。同社が発行しているアジア地域の人々を対象にさまざまなテーマで行っている自主企画調査を基にした「アジアインサイトレポート」の第15弾。

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同社によると、ベトナムでは近年、女性の社会進出率が上昇している。ホーチミンの女性は男性に比べてサービス業や企業の事務員としての就業率が高い。そのためホーチミンのオフィス街では、多くの女性会社員の姿を見かける。

所得も年々上昇傾向にあり、生活必需品のバイクをまず購入し、次にスマホを持つようになった結果、インターネットという仮想空間から、多くの知識・経験を獲得し始める。サービス・アクティビティにおいては、「旅行(国内)」という手軽に楽しめる消費が増加傾向がある。一方価値観では「着実な財産と地位」が急上昇している。経済成長に伴った意識変化、自らもワンランク上に行きたいという欲求が強く出てきているという。

耐久製品所有率については、「バイク・スクーター」が100%で1位とホーチミンならではの結果となった。2位は「スマホ」で、89.8%とかなり高い。同社の2012年の調査結果と比べて、伸び率では、「スマホ」が1位で53.8ポイント。同様に「タブレットPC」の伸び率も、34.6ポイント上昇している。「スマホ」や「タブレットPC」の急激な普及により、彼女たちはモバイルを駆使し、WEB上での情報収集や他者との交流に活用している。

価値観について「着実な財産と地位」、「理想や夢」、「愛にあふれた生活」、「背伸びをせずに」、「自分一人の時間大切」を5段階評価で聞いた結果、『とてもそう思う』の1位は「着実な財産と地位」で52.8%と半数を超えている。次いで、0.1ポイント差の「理想や夢」で52.7%。また、2012年からの伸び率を見ると、「着実な財産と地位」が26.7ポイントと最も伸びている。近年、急成長しているベトナム経済環境下で、自らも確実に成長したいという期待が見える。

サービス・アクティビティについては、利用率1位が「ケーブルTV」で100%。「家でのインターネット」は4位で69.4%とデジタル系が高い。また、2位が「ヘアサロン」(95.2%)、3位が「ネイルサロン」(93.0%)と、高い美容意識がうかがえる。さらに娯楽項目の「旅行(国内)」は55.5%と半数以上を占め、伸び率においては23.1ポイントの上昇を示す。経済的に余裕を持ち始めた彼女たちの自己投資、特に娯楽や美容に関する行動の変化が読み取れる。デジタル化によって、情報があふれている今日、自らより良い生活を求めるホーチミンの20代未婚女性。オンラインで仕入れた情報からより良いサービス・アクティビティを選択し、充実した経験をSNSで友達にシェアすることにより、自分が他人よりプラスワンな存在でいたいという様子がうかがえる。

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