ベトナムの海底ケーブルが切断-復旧までに1カ月かかる見込み

光海底ケーブル切断、海外へのアクセスに影響

光海底ケーブル切断、海外へのアクセスに影響

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 7月15日18時36分ごろ、ブンタウ沖でAAG(アジア・アメリカ・ゲートウェイ)の光海底ケーブルが何らかの原因によって切断し、ベトナム国内でのネット接続に大きな影響が出ている。

 国内のサーバーに接続する場合には影響がないが、アメリカ、日本、香港、ヨーロッパなどの海外サイトへアクセスする際に、読み込み速度が大幅に落ちている。ウェブ閲覧、オンライン通話、メールの送受信、動画サイトの再生など、ネット環境に障害が発生していることについて、多くの苦情や不満がネット上を飛び交っている。

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 AAG光海底ケーブルの保守会社は、海底ケーブルが切断された原因について、「現在調査中で復旧を目指しているが、シナ海域の中国との緊迫した状況や台風9号(Rammasun)の影響など、複数の理由で復旧作業が難航する見込み」とコメントしている。復旧は早くても8月中旬ぐらいになる見込みだという。

 ベトナムのネット人口は年々増加しており、日本の総務省の発表によると、2000年から2012年の間でのベトナムのネット人口増加倍率は155.2%。携帯電話の普及とともに国を挙げて情報通信技術へ注力している事を考慮すると、2014年の現在はより一層増えている。

 ちなみに、同ケーブルの切断は今回が初めてではなく、前回切断時は復旧までに3週間ほどかかった。

 海底ケーブル切断から3日経った現在、ホーチミン市内では通信速度がやや復活してきている。前回よりも早い完全復旧が期待できそうだ。

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