ホーチミン市内にヤシ10万本植栽 地元ヤシ協会が市に提案

メコンデルタ一帯にあるヤシ ©HHD Ben Tre

メコンデルタ一帯にあるヤシ ©HHD Ben Tre

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 ベトナムのヤシ協会がホーチミン市内にある運河沿道にヤシを植える企画を人民委員会に提案した。

 同協会によるとホーチミン市の河川は複雑に入りくんでおり、運河沿いの道の総延長は約500キロある。その道に5メートル間隔でヤシを植えていくと、全部で約10万本になるという。「ヤシの根は洪水を防ぎ、景観も良くなるなどのメリットが多いが、一方で、ヤシ実の落下を防ぐために、実を付けないよう受粉の管理をするなどの対策も必要」とも。

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 ベトナムでは、ヤシは工業用樹木の植樹面積でトップ4にランクインしている。2010年のアンケートによると、全国約20万ヘクタールでメコンデルタ一帯と中部に多く植えられている。

 提案を受け、ホーチミン市人民委員会の副委員長は、交通運輸局に専門家らと協議するよう指示した。

 市民からの注目も高く、運河の近くに住んでいる人の多くは、ヤシの日陰や南部の象徴のような木であり景観が美しくなることなどに賛成している。一方、ヤシを植えるのは管理費がかかり、ヤシの香りで虫が増えるほか、今まで水際にヤシを植えたことがないので、管理方法が課題となるなどの反対意見も上がっている。

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