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ホーチミンで「レインボーパレード」 「羽ばたく」スローガンにジェンダーフリー呼び掛け

レインボーパレードの参加者たち ©VietPride

レインボーパレードの参加者たち ©VietPride

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ホーチミン市で8月16日、ジェンダーフリーを目指すLGBT(性的少数者)団体が「レインボーパレード」を開催した。

LGBT理解を広めるためのイベント「Viet Pride 2015」の一環で開いた同パレードは、「Spread My Wings」をテーマに今回で 4回目となる。LGBTに対する差別や偏見をなくすことが目的。

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パレードは労働文化会館から出発し、Nguyen Thi Minh Khai(グエン・チ・ミン・カイ)通り、Nam Ky Khoi Nghia(ナム・キー・コイ・ギア)通り、Dong Khoi(ドン・コイ)通りなどの中心地を通り、Nguyen Hue(グエン・フエ)通りの遊歩道まで。レインボーカラーの旗や服などでサイゴンの道はあふれていた。

グエン・フエ通りの遊歩道で一行は「LGBT Viet Nam - Spread My Wing - Tung canh(=羽ばたく)」というスローガンを一斉に唱和、コスプレを披露することなど、さまざまなイベントが行われた。

ベトナム保健省によると、世界では現在20カ国が社会的に性同一性障害を認めており、アジア地域ではインド、バングラデシュ、パキスタン、ネパール、タイの5カ国が含まれている。

ベトナムではLGBTに対する差別や偏見がまだ存在しているため、2007年以前 LGBTの人たちは自分のことをあまり公言していなかったという。LGBTのセンター「ICS」が設立された2008年以来、LGBT向けのさまざまな社会活動は行われており、最近LGBT募集の企業も出てくるなど、LGBTの人たちは少しずつ社会に進出できるようになった。ベトナムの法律では現在性同一性障害は社会的にまだ認められていないが、ベトナム保健省によると性別や名前などの個人情報を改正しようと嘆願している人は約600人いるという。

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