ホーチミン市民が関心寄せる-50匹以上の犬猫を保護する80歳女性

80歳の独居女性が50匹以上の捨て犬や猫を保護していること

80歳の独居女性が50匹以上の捨て犬や猫を保護していること

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 ホーチミン市ビンタン区に住む80歳の独居女性が50匹以上の捨て犬や猫を保護していることに多くの人々の関心が集まっている。

 女性の名はLe Thi Quy(レティ・キー)さん。普段は市場で魚醤(ぎょしょう)、酢、しょうゆなどを販売し生計を立てている。市場に住んでいる野良猫たちは、キーさんによくなつき、エサの時間になると、キーさんの近くに寄ってきては食べさせてもらっている。半世紀以上もこのえさやりを続けているキーさんに周りの人も感心して、えさなどをキーさんに提供することも多い。

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 キーさんは野良猫たちにえさを食べさせ終わると帰宅し、主の帰りを待っていた50匹以上の犬や猫たちのために、市場で集めた魚、エビの頭などで料理を作る。

 キーさんの家にはいたるところに猫が住む上に、どこかに捨て犬や猫がいると聞けば、その犬・猫が病気でも迎えに行き保護する。キーさんは50匹の世話をしながら、それぞれどこで拾ったのかを覚えている。全てに名前も付けている。

 50匹以上を満足に飼うために、日々の稼ぎではなかなか足りない。時々周囲の人からえさやお金を提供してもらうこともある。

 キーさんは「子犬や子猫をかわいがっているけれど、大きくなったとか病気になったとかの理由で、簡単に捨てられる人間っておかしいですね」とため息をつく。

 ホーチミン市内では6月中旬から、多くの人々がキーさんに関心を寄せている。若者はフェイスブック上にキーさんの活動を手伝うグループを作ったり、必要な物品を提供するほか、キーさんの家を掃除してあげたりする取り組みもある。

 現在、 キーさんの家には掃除や犬、猫の世話を手伝いに行く若者が増えている。

「長い間独りで暮らしていたから、こんなに多くの若者が来て、手伝ってくれることは本当にうれしい」とキーさんはほほ笑む。

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