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生まれも育ちもベトナムの神戸牛、6月初出荷へ

生まれも育ちもベトナムの神戸牛、6月初出荷へ

生まれも育ちもベトナムの神戸牛、6月初出荷へ

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ホーチミン市から200キロほど離れたラムドン省にある牧場で生まれ育った神戸牛が6月、初めて出荷される予定だ。

不動産や旅行などの事業を手掛けるタインタインコングループ(Thanh Thanh Cong Group)のDang Van Thanh会長と、ニッパー製造を手掛けるケムギア(Kem Nghia)社のNguyen Minh Tuan社長んが日本に行ったことがきっかけで同牧場を立ち上げた。

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日本で取引先から神戸牛でもてなされ、神戸牛のおいしさに感動。その後、日本で神戸牛の牧場を視察し、さまざまな説明を受け、なぜ神戸牛が他の牛肉と異なりおいしいのかがすぐに理解できたという。日本の畜産方法を理解し、同時にベトナムでの今後の神戸牛ニーズを感じ、2人はベトナムで神戸牛を飼育することを決意した。

三世代に渡って神戸牛を飼育している家庭に生まれた日本人と50%の出資比率で2009年に「ベトナム神戸牛株式会社」を設立した。現在牧場で飼育されている100頭の牛は、オーストラリア、タイ、ベトナムの雌牛に、米国から輸入した神戸牛の精子を人工授精した雑種第一代。

1頭あたり1日60キロ~80キロの餌が必要になり、32カ月間飼育し、800~1000キロに達したら出荷できるという。出荷前の肉牛を囲い込んで太らせる肥育場づくりから、飼料へのこだわり、牛のマッサージの方法まで飼育法の全過程を日本人の神戸牛飼育技術者から指導を受けている。飼育技術者が年4回来越し、神戸牛の発育状況を確認する。「ここでの神戸牛は元気に育てられていて日本の基準を満たしている。ベトナムで飼育される神戸牛は日本のレベルのA3級(最高はA5)になると予想している」と日本人飼育技術者は言う。

6月に出荷される神戸牛は現地のラムドン省で販売され、今後、ホーチミン、ハノイのスーパーやレストランに拡大する予定だ。1キロあたり約350~500万ドン(約1万9,000円~2万7,000円ほど)という。

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