イオン、ベトナム地元スーパー2社と資本・業務提携

去年11月にオープンしたイオン2号店「イオンモールビンズオンキャナリー」

去年11月にオープンしたイオン2号店「イオンモールビンズオンキャナリー」

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イオン は1月27日、ベトナムでスーパーマーケット(SM)事業を展開している FIRST VIETNAM JOINT STOCK COMPANY LTD(以下、FIVIMART 社)と DONGHUNG CO.,LTD(以下、CITIMART 社)と資本・業務提携に関して合意したと発表した。

FIVIMART社は1997年に設立され、従業員は約1800人、2013年12月期実績の売上高は54億円。首都ハノイ市に20店舗を展開するハノイ最大のSM企業だ。地域密着型の経営理念を掲げ、生鮮食品や加工品などで地域のニーズに応じた商品をそろえ、献立に合わせて生鮮食品をセット販売しているのが特徴だ。

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CITIMART社は1994年に設立され、従業員は約950人、2013年12月期実績の売上高は57億円。ホーチミン市を中心に27店舗を展開するベトナム南部最大規模のSM企業だ。生鮮食品の鮮度の良さ、量り売りやカットフルーツを充実させるなどきめ細かい品ぞろえを強みとしている。

現地の各メディアによれば、イオンはFivimartの株式30%とCitimartの49%を取得したという。同社もベトナム全体で200店舗をオープンし、1,000億円の売り上げ目標を掲げている。

イオンは両社が持つ商品・サービスに関するベトナムの顧客ニーズや商品調達ノウハウを共有。一方、両社に対してはSM事業や「安全・安心」を維持する品質管理、物流、IT、人材育成などに関するノウハウを提供するとともに、イオンのプライベートブランド「トップバリュー」の開発などに共同で取り組む。イオンは、イオングループ中期経営計画(2014~2016年度)において、グループ共通戦略の一つに「アジアシフト」を掲げ、ASEAN各国や中国でグループ一体となった成長戦略を推進している。

ベトナムにおいては、2008年からイオンフィナンシャルサービスが日系企業初となる割賦販売事業を、ミニストップが2011年からコンビニエンスストア事業を展開している。2014年1月にはホーチミン市に、ベトナム最大級のショッピングモール1号店となる「イオンモールタンフーセラドン」を、同年11月にはビンズオン省に2号店「イオンモールビンズオンキャナリー」を相次いで出店。2015年にはハノイ市に3号店の開業を予定するなど、同社はベトナムにおいて積極的な事業展開を進めている。

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