ホーチミンの若者たちが農業支援活動-ベトナム産トマトを直接市場へ

ボランティア活動のポスター

ボランティア活動のポスター

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ホーチミンの若者のボランティア団体「Con Duong」が現在、地元農家の出荷する数百トンのトマトを販売支援し、多くの人々の関心が集まっている。

 Tuoi Tre新聞によると、近年ラムドン省で栽培されているトマトが1キロ当たり500~1千ドン(約2.5円~5円)と、卸業者の買い取り価格が非常に安くなってきているといい、農家が収穫をする際の人件費を賄うことができないため、トマト畑が放置されたり、トマトを豚に食べさせられたりしているという。

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そのニュースを受け、ホーチミン在住の若者で組織するボランティア団体が、卸業者の買い取り価格よりも5~10倍高く買い取った。買い取り価格は1キロあたり約5千ドンで、ホーチミン市場の販売店に卸したり、毎週日曜日の朝9時から18時まで、1区の59 Tran Quang Khai通りと3区の79 Ban Co 通りで1キロ8千ドンほどの価格で直接市民に販売したりしている。

生産者がはっきりしているのでトマトの質についても安心ができるという点から、同活動は現在多くの人々に支援されており、トマト購入者の数も増えてきている。1キロ~20キロを購入する人をはじめ、中には500キロほども購入する人もいるといい、4トンのトマトを完売できる日もあるという。

同ボランティア団体メンバーの一人は「交通費などを考えると、ほとんど利益はないが、生産農家を手伝い、ベトナムの農産物を直接消費者に届けられることに喜びを感じている」と話す。 「今後もトマト農家の支援活動を幅広く展開したいと」意欲を見せる。

 ホーチミン市内では現在、安価な中国産青果の輸入量が増加傾向にあることも踏まえ、市場販売価格の統制や生産農家へのサポートについて、政府の対応を求める声も多く上がっている。

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